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伝統工芸の技に迫る

「飛騨春慶」について

「飛騨春慶」について

通産省告示第51号
伝統的工芸品指定「飛騨春慶」

「飛騨春慶」は昭和50年2月17日、当時の通産省(現在の経済産業省)から伝統的工芸品として指定されました。

伝統的工芸品について

伝統的工芸品として指定されるには「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に規定される次の要件を満たす必要があります。

指定要件

  • 日常生活の中で使用されること
  • 製造工程の主要部分が手作業で作られること
  • 作る技術の基本が江戸時代までに完成されていること
  • 天然の原材料が使用されていること
  • 製品を作る産地が形成されていること

実用性と美しさを兼ね備える器、それは器の原点であり、飛騨春慶の歴史でもあります。

ひとつの器は、木地づくりと塗りに分業され、それぞれの職人の熟練した手によって完成されていきます。

「飛騨春慶」の特徴

「飛騨春慶」の特徴

漆塗りは、黒漆・朱漆が基調とされる中、飛騨春慶は透漆で仕上げ、木肌のもつ美しさをそのまま活かすところに特徴があります。

漆師は、生漆を独自の製法で加工し透漆を精製します。この透漆は塗師によって微妙に色調が異なり、塗師の個性が表れています。

製品で見る飛騨春慶が仕上がるまで

1.白木地

1.白木地
木地師によって丹念に作られた宗閑盆は、塗師に渡されます。

2.下塗り

2.下塗り
磨き・目止めの後着色・下塗りをします。

3.摺り

3.摺り
生漆を木地に何回も摺り込み、製品を丈夫にし、より美しい光沢を持たせます。

4.仕上げ塗り

4.仕上げ塗り
精製透漆で仕上げ塗りがされ、適度な温度・湿気を保ちながら乾燥されます。

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